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スティーブ・ジョブズI(ウォルター・アイザックソン)
- すでにKindle eBooksで電子書籍として”Steve Jobs by Walter Isaacson”を手に入れていたのが、紙の本で日本語翻訳版がでたので紙の日本語版も手に入れることにした。
- 電子書籍で日本語版がでているのだが、紙の本とほとんど値段がかわらない。それに対してキンドルの電子書籍版では12ドル(日本語版はない)だから安いと思った。
- 英語版で読むのはやはりしんどい。日本語の紙の本を読み。良い事が書いてあるところは後から英語版を参照し、英語表現を覚えるようにしようと考えたのだ。
- 第1巻を読んだところだが、ここまでのところでは、他の本に書いてあるが多く、特別取材して新たな事実を探し当てたというようなことはあまりないように思った。
- 以下のことは改めて考え直さないとと気づいたこと。
- 「スティーブにとって人生最高の出来事は、我々が彼を首にし、どこかに行っちまえとつげたことです」と、後にアーサー・ロックは述懐している。ー
- これはすでに目にしていた言葉で、スティーブ・ジョブズは、自分の優れた才能によりマッキントッシュのようなすごい製品を作った(作らせた?)のに、おろかなボスによって追放されてしまい、さぞ辛かったであろう。なぜそんなことになったかよく学習して大人になって成功した。というような感じで捉えていた。
- しかし、第1巻を読んでいるかぎり、反省したというような感じはほとんどない。ジョブズはジョブズで、自分が良いと思うものが良いもので、くずと思うものはあくまでくずと思っていたのではないかと思う。むしろまわりの雑音に惑わされないで、あくまで自分の考えで進めて、失敗したら周りのせいではなく、自分の目でしっかり現実を見つめ直しもっと深く、もっと鋭く本質に迫ろうとしていた。周りが自分を誤解するようなことは気にしない。まあ少なくとも二の次であると思っていただろうことがわかってきた。
- そこのところはこの本ではこのように書かれている。
- アップルから通報されたあとに創設した会社で、ジョブズは、良い意味でも悪い意味でも本能のおもむくままに行動した。束縛するものもなく、自由だった。その結果、華々しい製品を次々と生み出し、そのすべてで大敗を喫する。これこそがジョブス成長の原動力となった苦い経験である。その後の第3幕における壮麗な成功をもたらしたのは、第1幕におけるアップルからの追放ではなく、第2幕におけるきらめくような失敗の数々なのだ。
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