日曜日, 3月 27, 2011

ばたばたの中でのSF出張

  • 地震が起きて、その翌週に予定していたSan Franciscoへの出張が延期となってしまった。しかしいつまでも後ろに延ばすだけでは済まないので、29日から出張に出発する。
  • 今回は地震後の様々な状況が落ち着かないままであるので、何となく慌ただしい。
  • あまり余裕はないのだけれど、もし時間が余ったら日本で発売延期となってしまったiPad2を見てきたい。

木曜日, 3月 24, 2011

余震が続く

右側の細い部分のみ通り抜
け可能となっていた。

  • 3月11日から13日にもなるのにまだ、震度が5くらいの余震が起きている。
  • 今朝は茨城南部で震度5弱の地震があった。余震が続いているので、かなり鈍感になっているところだが、さすがに今日のは大きかったと話をしていた。
  • 帰りにつくばエクスプレスの研究学園駅の前にきたら写真のように、天井がでこぼこになって下を通れないように通行止めになっていた。今回の地震は本当に大きい。こんなにエネルギーが大きいと影響がいろいろな所にでてくるのは仕方がないと感じた。

火曜日, 3月 22, 2011

たん熊北店、地震の影響


コストコ(尼崎店)のパン売り場

  • 週末と秋分の日は豊中市の実家に帰った。
  • 父と母を誘って家族でANAクラウンプラザホテルで食事した。それほど混んでいないだろうと、安易に考えて予約をせずにANAホテルにいったらどこも一杯で慌てた。6人と人数が多かったこともあったのだが、午後2時頃まで待つことにはなったが、なんとか「たん熊北店」に入ることができた。
  • ビュッフェ形式のお店に入るとどうしても食べ過ぎになるが、一品づつ食べる側のペースに合わせてだしてくれる和食がおちついてお腹に収まる。最初にでてきたお味噌汁は甘い味噌で白玉が軽い食感でおいしかった。最後のお漬け物もしっかりあった。
  • 現在単身赴任しているつくばでは、地震があってから、勤め先の設備の復旧、計画停電の実施、鉄道の間引き運転、スーパーでラーメンや水が店頭から無くなったこと等、大きな変化があったが、大阪では生活への影響はほとんどなかった。土曜日にコストコにいったら、どの品物も溢れていた。妻の話では、トイレットペーパーはいつも売っているものはなくて、値段の高いアメリカのものだったそうだが、ざっと見る限りは、不足しているもの等は見当たらなかった。
  • 環境が違うとどうしても、不便な生活をしている関東や東北の状況は実感が乏しくなる。横浜に住んでいる長女もちょうど帰ってきており、大阪に住んでいる家族との感覚のずれに一緒に当惑した。

水曜日, 3月 16, 2011

原子力発電(福島原発について)

  • 地震の影響が大きいことが、だんだん身にしみてきた。
  • 予定していた海外出張がとりやめになった。
  • 断水のため、会社の業務(研究)が大きく制約を受けている。
  • 交通が不便ーつくばエクスプレスは間引き運転。私は使っていないがつくばでの生活には重要な位置にある車だが、ガソリンを入れるのが大変。長い行列ができている。
  • 太平洋岸の東北地方の状況はTVでみて想像を超えたものがあるが、東北地方では太平洋岸ではなくても、生活、仕事両方ともひどい困難があることだろう。茨城に住んでいる私でも小さいとはいえ影響は幅広いのだから。
  • 今日、現在の一番の心配は福島の原子力発電所だ。水素爆発なんて驚きの事態だが、炉心溶融等という恐ろしい事態も考えなければならないような状況だ。
  • 大前研一氏のYouTubeでの解説をみてみたら、津波で電源が確保できなくなったことが根本的な原因で、そのためいろいろなセキュリティを保証するバックアップシステムがほとんど働かなくなってしまったと説明していた。7mまでの津波を想定した設計になっていたが、遥かに超え14mの津波がきたため、何重にも準備したはずのシステムが元からおじゃんになっていったらしい。
  • 炉心溶解となっても必ずしも格納容器が破壊されてしまうわけではない。それぐらい格納容器が強いものとしてあることはいろいろな説明でわかった。被覆管と水とが接触して発生する水素が格納容器の外、原子炉建家にたまって爆発したということは、つまり弁がついているとはいえ容器の中で発生したガスは外にでることができるということだから、臨界に達した核燃料が容器を破壊したり外に出てくる可能性が低いとは簡単に納得できない。
  • 核反応を制御するのはどのようなことかを解説している伊東乾さんの解説を読んでイメージを得るとよいと思う。ネットでは様々なレベルでの解説があるので自分の理解しやすい解説から入るといいのではないかと思う。
(補足3/16)
    • 池田信夫さんの3/14、15のブログに原発についての解説がある。私にとってはこれが一番欲しい情報に答えている。以下はブログから抜き出したもの(表現の変わっているところがあります)。
    • 燃料棒のウラン濃度は原爆よりはるかに低いので、まったく制御できなくても核爆発は起こらない。
    • 核燃料が原子炉の中に閉じ込められている限り、破局的な放射能汚染は起こらないので、圧力容器を守ることが最優先である。緊急停止から3日たってかなり冷却され、原子炉内が海水で満たされているので、メルトダウンは起こらないと思うが、確率はゼロではない。(むじろ問題はそのとき格納容器が破壊されるかどうかである)
    • 環境問題や資源問題を考えると原子力は有望なエネルギーだが、建設に周辺住民の合意を得ることは非常に困難になろう。

    金曜日, 3月 11, 2011

    地震

    本日の夕食
    • 長かった。つくばの職場で「あっ、縦揺れだ」と感じてからしばらくして揺れだした。長いな(10秒くらいか)と思っていたら、だんだん揺れが激しくなって危ないと思ってみんな机の下に隠れた。机に積んであった書類がずるずると落ちてきた。それでも揺れがなかなかおさまらなくて、2、3分は揺れていたように思う(。
    • 職場の中でも、建物のあちらこちらが壊れたようだ。みな避難して安否を確認したが、けが人は見た限りではいなかったようだ。携帯が通じなくて(NTTは通じていたようだが、iPhoneでは3Gのバーが一本も立たない状態)困った。
    • その後、帰宅した。余震が続く。
    • 自分の部屋では机の上、テーブルの上に置いていた本や書類等が落ちていたが、大きなものは大丈夫だった。冷蔵庫の上に置いていた電子レンジぐらい。心配していたiMacは大丈夫だった。良かった。
    • TVで余震があるので火を使わない方がよいと言っていた。そうだ弁当を買いにいこうと午後5時くらいかな、スーパーの前にいったら駐車場は空いていた。こりゃ閉めてるなと思ったが、中には灯がついていて店員さんが片付けている様子。前でどこか弁当を売っている店はないかと尋ねたら、どこも閉めているらしいとの話。どうしようかと思案していたら、店員さんが、中へ入れてくれた。レジは動くので、どうしても必要なものが有る人には対応しているとのこと。店員さん以外、誰もいない店内で弁当を選んで買った。地震から誰も入っていないので全部残っている様子だった(午後3時前に地震が起きたから買った人は少ないはず)。もったいない!だけどゆっくり選ぶこともできず、またその気にもならず、適当に選んだ。明日の朝食もないと気付いて食パンも買った。
    • こういう時の親切はほんとにありがたい。「とりせん」研究学園店の店員さん、ほんとうにありがとうございました。

    日曜日, 3月 06, 2011

    商店街

    「行列ができる 奇跡の商店街」(吉崎誠二)を読んだ。
    駅前の商店街がシャッター通りとなり、郊外の大型ショッピングセンターが繁栄するといった流れが定着して久しい。そんな中、古くからの商店街がまた繁栄を取り戻している例がある。そんな商店街の再興のストーリーが紹介されている。
    私もショッピングセンターや商店街が大好きで、始めての場所にきて時間があると、ぶらぶらと歩き回るのが楽しみのひとつである。大阪の天神橋筋商店街、十条の商店街(名前は良く知らない)、沖縄の国際通り等、大きな商店街は特に興味をそそる事が、溢れている。どんな人がきているのか、どんな物が売られているか、街・店のたたずまいはどうか。歩き回る内、知らぬ間に、興味深い品に目が留まり、手にとっている自分を発見したりする。
    この本で紹介されている3つの商店街はとても興味深い。名古屋の大須商店街、東京板橋区のハッピーロード大山商店街、那覇市の栄町商店街。いずれもまだ行ったことのないところだ。またいずれも、都会のちかくで出かけた時にちょっと足をのばせば行けるような便利な場所だ。
    新しい楽しみができた。