- 先週の木曜から日曜まで(2/18−21)、GICSS研究会(通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会)の開催している新人通訳ガイド研修を受けてきた。「資格があるだけでは実務はできません。実務知識と使える技術を習得しましょう」とGICSSのホームページで紹介されている。通訳案内士資格をとっただけの私のような者にとっては実際にガイドをやろうとしたらどうしたらいいのか、戸惑うばかりというのが実情で、頼みの綱とも言えるような機会だ。
- 内容の濃い研修だった。講義(旅行業界専門用語、団体行動の先導、京都奈良ツアーの講義等)やガイドトークの演習があり、土曜日は朝から貸し切りバスで京都奈良の現場実習まで色々あってどんどん目先が変わる。知識を詰め込んだら、すぐアウトプットする機会がやってきてフィードバックされるので効率がいい。ついていくのが大変とも言えるが。
- 講師は、実際に活躍しているバリバリのベテランガイドの方達。日々トークを披露している方の話が面白くない訳がない。一日の講義で、少なくとも4、5人のベテランガイドが入れ替わり立ち替わり話をしてくれるのだから、これらの方達のガイド費用を考えると、途方もなく贅沢な環境での研修だと思う。現場研修で一緒に回って、ガイドする立場にたって磨かれたガイディングを体験すると、実際レベルのスキルに達するために相当場数が必要だろうと痛烈に感じられた。
- 最終日の午後に、コンペスタイルの実習があったのだが、事情で午前迄しかこの研修に参加できず残念だった。だが、東京でも同様の研修があり、3月に参加してみる予定なので、その時にはコンペにチャレンジしてみたい。
火曜日, 2月 23, 2016
通訳ガイドの研修を受けてみた
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