日曜日, 9月 30, 2007

ブログを始めて1年

  • 去年の9月30日にブログの第一回を書いた。今日でちょうど1年になる。数えてみるときょうで370回目の投稿になるようである。
  • ぱらぱらと最初の頃のブログを読んでみると、まるで1週間ぐらい前のことのようである。その頃考えていたことと同じ目線で同じような位置にいるようである。どれだけ前に進んだのか。
  • 目標(希望)までのマイルストーンを書いておくことが重要なのかと思う。また、何か定点観測すべきものを決めておくと良いのかもしれない。
  • 今思いついたマイルストーンは、「鬼十則」がどの程度できたか。どんなことがあったか。そうだ、これはアイデアマラソンノートに書いておこう。
  • 定点観測は、う~ん。読書の記録は定点観測となるだろう。近所の移り変わりはひとつかもしれない。今日も見てきたが、近くの道路工事がどこまで進んだかなんかも記録になる。出張で行く東京や筑波の様子もいい。今日のところはこれぐらい。

土曜日, 9月 29, 2007

ビストロ疋田

  • お昼は、ビストロ疋田で。
  • 3種類のコースがあったが、真ん中の2000円のコースを選んだ。
  • 料理はオレンジジュース、フレッシュサラダ、有機野菜のスープ、ホカホカのパン/胡桃パン、パスタ、チヌのソテー マスタードソース、デザート(チーズケーキとアイスクリーム)
  • 印象に残ったのは、全体に味は薄めだったこと。野菜サラダはパルメザンチーズをかけて味をつけただけと言う感じだったが、野菜が新鮮でおいしかった。チヌのソテーがおいしかった。
  • それから接客のサービスはなかなかのものだと思った。最初に、「食べられないものありますか?」と聞かれた。オレンジジュースをもって来た時は「オレンジジュースで乾杯してください」と声をかけてくれる。オーナーの疋田さんが、料理を片付けてデザートをもってきてくれる時には、「きれいに食べていただいてありがとうございます」と声をかけてから、さりげなく隣にあるチーズケーキのお店と新しく出すお店を紹介していた。また、お金を払う時には顔をじっと見て、顔を覚えようとしていた(と思う)。これらのことは、考えてみるとあまり経験のないことだ。このお店の人気はこんなところにあるのだろう。
  • 特別驚くような味ではないが、この気遣いとイベントなどの努力。なかなかのものだと思った。妻との会話もはずんだような気がする。

金曜日, 9月 28, 2007

日本対スイス戦

  • 先日あったサッカーの日本対スイス戦。日本が4対3で勝った試合だが、夜中に放送があったようなのだが、TVで見られなかった。
  • YouTubeで日本対スイス戦を調べてみたら、~8分x4のダイジェスト版があった。お陰で得点シーンは見ることができた。しかし試合の流れはあまりわからない。
  • 録画が見たいものだと思っていたら、会社で録っていた人がいた。今日そのDVDを借りてきた。週末が楽しみである。
  • メールを見たら、宋文州さんのメールマガジンが届いていた。宋さんがTVにでるそうだ。2010年に予想されるGNPの日中逆転がテーマの番組だそうだ。面白そうだから見てみよう。
  • テレビ東京
    2007年9月30日(日)16:00~17:15
    「日経ビジネススペシャル2010年日中逆転~チャイナパワー沸騰~」

  • (夕食)ソーメン、掻き揚げ、納豆のキツネ焼

木曜日, 9月 27, 2007

外食の計画

  • 仕事では、引きつぎ等々で、なんとなく疲れ気味。こういう時はどうしても食べることなんかに気が向いてしまう。
  • 読書のペースが落ちている。ちょっと先に楽しみな外出の計画を考えたい。
  • 週末に「ビストロ疋田」に行く予定。いつも前を通る小さな小さな店だが、このごろガイドブックで良く見かける。どんな料理か楽しみだ。
  • (夕食)ピラフ、コロッケ、サニーレタス、クリームシチュー

水曜日, 9月 26, 2007

秋刀魚の開き

  • 昨日の思いつきを帰りの電車で思い出したので、駅のとなりのスーパーに寄ったら、秋刀魚の開きがあった。おいしそうなので一匹買った。100円。
  • 明日の朝、食べるかどうかは早く起きるかどうかによる。
  • 糸井重里さんが褒めちぎっていた「ソーシャルウェブ入門」(滑川海彦)がアマゾンから送られてきた。糸井さんは「論理的な整合性はないけれど、人をぎょっとさせる意表を突くモノを考えつくのが人間であり、論理のかたまりであるコンピューターを超えるウェブの世界を説明してくれた」というようなことを言っている。面白そうだからアマゾンで注文してしまったが、ふと気がつくと、読むべき本がたくさんたまっている。
  • この本のほかに、「オシムが語る」「脱DNA宣言」「電通"鬼十則”」「ローマ人の物語30」「ウィキノミクス」が読みかけないし、積読状態になっている。どれも面白そうだが、下に隠れると気がつかないうちに忘れてしまう。これは、忘れないためのメモである。

  • (夕食)ご飯、春雨サラダ(ゴマドレッシング)、いかとめかぶ、水餃子

火曜日, 9月 25, 2007

朝ご飯を作ってみたら?

  • なるべく早起きをして、近所を歩こうかと思っているが、6時前にはなかなか起きることができず実現していない。通勤の歩く距離を少し伸ばすくらいだ。
  • 健康のため、朝することで、運動の他に何かないか考えてみると、朝ごはんを準備することを思いついた。単身赴任していた時は、何か準備していたはずだと考えてみると、ピザトーストがある。食パンにたまねぎやビーマンを刻んで、サラミでものせピザソースをかけて、オーブントースターで焼いて食べた。これは、冷凍しておくと便利でそこそこおいしい。しかし、他のメニューはあまり思い浮かばない。ご飯に鮭を焼いたりしたことはほとんどない。せいぜい海苔をかっておいたり、目玉焼きくらいだ。
  • 朝からちょっとした料理をするのは、一日の始まりとしてはなかなかいいものかもしれない。休みの日に買い物でもいった時に準備をしてみるか。
  • (夕食)炊き込みご飯、なすの煮浸し、餃子、豆腐とメカブ

月曜日, 9月 24, 2007

読書-挑戦 巨大外資

  • 挑戦 巨大外資」(高杉良)を読了。
  • 製薬業界の合併の中でも、大きな意味を持つWarner-LambertとAmerican Home Productsの合併交渉、それに対するPfizerからのTOB、そしてPfizerのWarner-Lambertの吸収合併。本書ではその合併にいたるWarner-Lambertを題材にして、日本支社にいたCFOの目から本社、日本支社の戦略を書いたものだ。
  • このストーリーは、モデルが大変同定しやすいが、どこまで現実を反映しているのか、私には定かでない。ほとんど会話で進行するので、著者が関係者に取材で得た言葉を利用していることが想像される。そのため、視点が日本支社に在籍した日本人の役員となったのであろう。
  • PfizerやWarner-Lambert本社の人達から見た目とは多少離れるのかもしれないが、日本にいる私には、主人公の池田岑行の考えには入っていきやすい。ストーリーそのものは単純化してあり、できる社長、問題社長とはっきり色分けしてあるのでわかりやすい。興味をもったところを抜き出すと次のような点だ。
  • 日本の企業は後継者を指名する権限はトップにある。だが、アメリカはボード・オブ・ダイレクターズだ。―トップの権限が何に対しても強いというのではないんだ。
  • ワーナーパーク(ワーナーランバートとパークデービスのもじり)は外資系では日本企業のようなアットホームな面もあって良質な会社だった。―そこに勤めていた人に話しを聞いてみたい。
  • ラピトール(リピトールのもじり)のような大型薬品を開発してなければ独自路線でいけたのでは?―大型薬品を開発するとそれを狙ってくる企業がいるので、アライアンスなり相手を良く見て戦略的に対処することが重要なのだ。
  • これらは、日本企業にいる私にとって、非常に身に迫って感じられる言葉であった。現実にこれらの関係者の考えは、もっと複雑であろうが、今後も合併が考えられる日本では、このような状況を設定してよく考えておく必要がある。そういう頭に切り替えてくれた良い本であった。

日曜日, 9月 23, 2007

読書-買った時の期待と読後感 0

  • 最近買った本で、まだ読み終わっていないものを挙げて、その本に期待している内容を書いておくことにする。読み終わってみて、その期待がどの程度満足されたを記録しておこうという算段である。
  • 脱DNA宣言(武村政春):副題に新しい生命観へ向けて、とある。少し前に読んだ「生命と無生物の間」と同様、生命とは何かというような問いを追いかける本。著者は、どうも、DNAといえばが全て済み、というような風潮を嘆いているようだ。DNAは生命の基本プログラムが書かれているのであるが、DNAが全て基本ではないよ。生物の環境がDNA情報そのものを変えていくこともあるし、そもそも生命の始まりはDNAよりRNAだよ--。と、言っているのではないかと予想した。これは、帯や前書きを見て私が内容を想像したものである。さて、この予想を覆すような面白い話だろうか。
  • 電通「鬼十則」(植田正也):これは昨日書いたように、たまたま見つけて買った本。鬼十則は確かに凄い深いと思うが、著者はどのような例を出しているだろうか。私が今十則を読んで感じた例とどのような違いがあるだろうか。
  • 挑戦、巨大外資 上下(高杉良):これは、現在読んでいるところ。ワーナー・パークだとか、三協製薬だとか、ラピトールだとか、この世界の人にはモデルがすぐわかってしまう。というより、これは取材をもとにした実話をもとに再構成したものだと思う。この本では実在の人物を想像して生々しさを感じてしまう。少し前の話なので、現在の会社のトップとの関係を考えると大層興味深い。
  • 月曜日から順に、期待した内容と、読後感を比べて書いてみる予定である。

  • (夕食)お好み焼き

土曜日, 9月 22, 2007

鬼十則

  • 阪急梅田駅の紀伊国屋で本を買ったら、レジの後ろの棚にあった本に目が止まり、その本を手にとって、結局もういっぺんレジを通ってしまった。
  • 電通「鬼十則」(植田正也)という文庫本だ。「鬼十則」は電通の中興の祖として知られる吉田秀雄社長が起草したビジネスの原理原則を示したものである。この「鬼十則」を知ったのは確か35ぐらいの頃ではなかったかと思う。題名を見て、本をめくると、その頃のことを思い出した。
  • 大学、大学院と研究者を志向していたが、Dr取得後、周囲にOD(オーバードクター)があふれている状況を見て、大学に職を求めることはやめ、企業の研究者となることとした。勤務が研究所であるとはいえ、やはり企業である。研究者として自分の才能を信じて、真理を探究すればよいのだというような単純な考えしかもっていなかった自分を反省して、就職を機会に世間に通用するようここ構えを作り直そうと考えた。そこで、「企業物」と言われるような小説をたくさん読んだ。城山三郎さんのものをたくさん読んだ覚えがある。
  • 研究所勤めにも馴染み、ある程度自分で計画をたて仕事を進めるようになってきたら、自分の裁量が増えてくる。それにしたがって、仕事の方向はこれでよいのか、方法は正しいか疑問を持つようになってくる。研究者を自任してた私は他でやられているようなテーマはやりたくなかった。自分でテーマを見つけるんだと思っていた。ただし、企業の目的は社会に役立つことである。研究の面白さのみ追求するのではなく、その研究が企業や社会にどのような意味をもっているのか。真の目標は何か。そのために自分としてはどう進むべきか。
  • そんなことを考え出した頃、この「鬼十則」に出会った。
  • まず、その一で、ガツンとやられた。
  • 「仕事は自ら創る可きで与えられる可きでない」
  • テーマは新しいものを見つけようと思っていたが、社会に役立つために何を作るべきかは、「上から目標が与えられるものだ」というような気持ちがどこかにあったことを思い知らされた。ほんとうにこれまでにない新しいテーマというのは、これまでにあったテーマより社会に役立つものでなければならない。それは「上」(上司、社長、会社)が決めてくれるのではない。「上」は、これまでの経験、つまり、こうすればうまくいった(こうやったら失敗した)という経験を持っているだけである。「下」は新しい考えをもって「上」にぶつかっていく。「上」は「まだ考えが足らん」とブラッシュアップの手伝いをしてくれるだけである。経験だけでは、より役に立つモノはできない。「アイデア」を上と下、左右がともに出し合って切磋琢磨することがなければ良い「モノ」などできるはずがない。
  • そういうことはなんとなくは、分かっていてもこうもハッキリ直接的に言われると逃げられない。正面から向かっていく以外ない。こんな調子で10の原則には当時、唸りっぱなしであった。
  • アマゾンの書評を見ると、「鬼十則」の中身の評価はともかく、この本の主張そのものに対する評価はいまいちのように書かれたものもあった。本の評価は読んでからにして、とりあえず、「鬼十則」を思い出させてくれた著者に感謝して、前と同じように、この十則を机の前に書いて貼っておこう。

  • (夕食)ご飯、刺身(マグロ、鯛、甘エビ、はまち、サーモン)、豆腐、お吸い物

金曜日, 9月 21, 2007

あわただしい、期の変わり目

  • 会社を去る人からのメールを4,5通受け取った。全部に返事を書いている時間がない。
  • ちょっと書き出すといろいろなことを考えるのだが、その余裕があまりもてないのはよいことではない。でも時間ばかりあって、仕事がないのはもっとつらいかもしれない。
  • 10月まで、あと10日を切った。あわただしくなってきた。
  • (夕食)五穀ご飯、マカロニサラダ、豚肉冷しゃぶ、えび餃子、糠漬け(きゅうり、なす)

今日は送別会

  • だったので、帰ってきたら夜の12時を回っていた。
  • いろんな話を聞いた。たまたま、移る会社に何人か一緒だったこと。偶然だそうだが、ある意味必然でもあるのだろう。世間は狭い。
  • カラオケに行ったら、あまりに久しぶりで、なかなか歌の選択、声もいまいち。こういうのは訓練だと思う。

水曜日, 9月 19, 2007

仕事の世界と別の分野のブロガーの世界

  • 日がなパソコンに向かって、資料をつくり、会議の調整をし、仕事の引継ぎをし、仲間の異動の穴埋めをどうするか議論をしたり。
  • せま~い世界に閉じこもった後、アルファブロガーたちのブログをいくつか読む。世界がうんと広がる。そしてまた、狭い世界に戻ったら、ずっしりした仕事をしたいものだ。外からみたらその狭い世界もまた別世界のはず。
  • 明日は部屋の同僚達とお別れ会。新しい世界に分かれていくメンバー達とどんな話がでるだろうか。
  • (夕食)ご飯、おでん、アルファルファサラダ

火曜日, 9月 18, 2007

体調不良をぶっとばせ

  • 9/15-17は連休であったが、暑かった。寝苦しくて、寝不足気味で頭が重い。
  • そのせいでもないが、アイデアマラソンをつけているノートがどこかへ行ってしまって、うろうろ探しまわった。諦めて、今日帰ってから家族にどこかで黒いノートを見なかったかと尋ねたら、すぐ見つかった。ちょっとした物陰に隠れていた。
  • ちょっといいことがあったので、また調子が戻ってきそうだ。
  • (夕食)カレーライス、ゴボウサラダ、高野豆腐、ラッキョウ

月曜日, 9月 17, 2007

HERO

  • 久しぶりに家族が揃って映画を見に行った。
  • それぞれの好みがあるから一緒にいくのはなかなか難しいが、今回一致できたのが「HERO」だった。内容は良かった、うまくできていたと思う。
  • 久利生公平が6年ぶりに東京地検の支部に戻ってくるという設定で始まる。昔の設定とうまく繋がっている。久利生の通販好き、雨宮との関係、とんでもないものを頼んでも出してくれるバーテンダー等‥。しいて言うと、支部のメンバーの変化がなさ過ぎること(検事の支部は人事異動はすくないのであろうか)、韓国で巻き込まれる事件が、あまりにすぐ解決するのでちょっとシリアスさに欠けること等だろうか。政治家、敏腕の弁護士が出てくるが、どろどろしたところがあまりなく、すっきりきれいな話になっているところは良いところであるが、食い足らない人もいるかもしれない。

日曜日, 9月 16, 2007

コロッケ

  • 長女の友人を家に泊めてあげたお礼にコロッケをいただいた。さっそく家で揚げて食べた。ジャガイモがほくほくして大変おいしい。たまねぎのほどよい甘さが良い。カリッと揚がっているのは、これは嫁さんの揚げ方がよかったせいかもしれない。
  • 会社のパソコンが総入れ替え中である。今回のデータ移動は割合短時間で済んだ。やり方がだいぶ洗練されたのかもしれない。ただ、携帯電話からネットワークに繋ぐのは、説明書をどこかにおいてきたためうまくできなかった。次にパソコンが変わるのはいつか知らないが(5年もすれば変わるだろう)、今度はもっとうまくいくのだろう。どんなパソコンになるのであろうか。

土曜日, 9月 15, 2007

もうじき10月

  • 10月は下期の始まりである。会社の体制も変わる。メンバーもだいぶ変わる。それに応じてやらねばならない仕事も増える。
  • 本当に必要なことは何なのか。どうやって仕事を回していくのか。
  • 根本に戻って考えねばならない。
  • (夕食)卵どんぶり、なすのグラタン

金曜日, 9月 14, 2007

内田幹樹氏

  • 出張からの帰り、本屋さんを覗いて、最近文庫になった「機体消失」(内田幹樹)を買った。
  • 飛行機の中で読み始めたが、なかなか面白い。パイロットである著者の本はこれまで3,4冊読んでいるが(文庫本ばかり)外れがない。コックピットの描写が詳しく、きちんと理解できなくてもパイロットの気持ちになりきったような気にさせてくれる。雷雨の中の着陸等、緊迫した状況の描写は素晴らしいと思う。乗客の立場からは、ただあまりゆれないでくれと思うばかりだが、パイロットの立場では、乗客の命を預かる立場である。計器を信頼し、自分の理性を働かせ、天候・エンジンの調子をよんで、冷静に対処する様子は緊張感にあふれている。
  • 表紙の裏側に著者の写真がのっているが、それを見ていてはっとした。1940-2006。
  • まだ活躍中だとばかり勝手に想像していたのだが、去年なくなっていたのだった。
  • 次の作品は、と期待していたのに残念である。まだ文庫になっていない作品も読んでおきたい。

  • (夕食)焼そば(ソーメン)、豆腐、ナスのグラタン

木曜日, 9月 13, 2007

安倍首相辞任

  • 安倍さんが辞任した。政治の話はあまり深く入りたくはないが、どんな気がしたかぐらいは書いておこう。
  • 「何で今?」と驚いたのが事実だ。考えていたことを実現するためには、人事もうまくいかなかったし、タイミングよく良い手を打つこともできなかった。しかし、愚直に信念を貫くというのがおそらく信条であったはず。応援していた人はたくさんいる。あまりにうまくいかないし、麻生氏らの政策、人事の手並み等を見ていて、これではやりたいこともやれないと感じたのかもしれない。しかしそうだとしても、これだけ本気でここまでやるのだと、手並みはもう一つでも、これが安倍流というのを見せるところはもうなかったのか。選挙で負けても続投するというのはそうでないと変だ。
  • 安倍さんが若すぎたのだというのは、どうも日本の可能性が縮小してしまったかのような感じがしていやだな。
  • (夕食)日本酒、春雨サラダ(アーティチョーク)、ポトフ、炊き込みご飯、キムチ

水曜日, 9月 12, 2007

現場指揮官の教訓

  • 出張の間に「現場指揮官の教訓―強い現場リーダーとは何か」(日下公人)を読んだ。
  • 日下氏の持論である「日本の優れた特質」の一つが、仲間の作り方であるという。それは超長期で行く末を考え、しかも仲間全体の幸福を実現する。自己改善力まで備えている。
  • その対極にあるのがアメリカ社会で、弱肉強食的その場限り的な人間観をもとにしている。日本の会社でも民主主義と自由主義と個人主義を制度的に取り入れたのはよいが、そのためすっかり仕事が進まなくなった話がたくさんあると、最近いろいろなところで(身近にも)感じられていることがちくりと指摘されている。
  • 日本の組織の優れたところは、中間管理職が担ってきたと氏は言う。氏の著書に「闘え本社」というのがあって、日本は現場は一流、本社は三流だ。だから本社はもっと頑張らないといけないとその本で氏は説いている。本社を強くしようとすることは必要だが、現場の強さをそこなうようなやり方となっているのではないかと主張されているのだと思う。
  • 日本の軍隊を例にとってさまざまな話が紹介されている。紹介されている話は、子供の頃に聞いたことのあるような気がする。私の母方の祖父は、海軍軍人であったが、その回顧録に同様の趣旨の話があったかもしれない。
  • これはいいなと思った話は、以下のような話だ。日本陸軍の掲げた「聖戦完遂」という言葉には国民に効き目はまったくなかったこと。今の自衛隊では武器や装備の関係もあって英語が氾濫していること。これらを指して、「漢語や英語で戦争していては日本は弱い」と指摘していることだ。トヨタの強さは「組織の中に日本語がある」ことの強さだと言われる。「微調整」会議や「アジャスト」会議ではなく、すり合わせをしようといえば、積極的に会議に参加する人が増え、俺は知らんという人間をなくそうというところまで進んでいく。
  • こういうことならすぐ身近でもできそうだ。「インセンティブ」「コンプライアンス」では、よそよそしくて率先してやる気がしない。

火曜日, 9月 11, 2007

杣人飯-駅弁

  • 新幹線で帰ったので、夕飯は駅弁。
  • ちらし寿司が目に留まったので、それを買った。
  • 杣人飯(そまびとめし)という名前がついている。しめ鯖や鮭が乗っている。アナゴも少しはいっていた。他には、高野豆腐、人参、しいたけ、筍、しょうがなど。山海ちらしという説明どおりのちらし寿司だ。
  • 奈良の吉野の「中谷本舗」の駅弁。杣人というのは、木こりのことだそうだ。奈良では柿の葉寿司が有名だが、しめ鯖をお寿司に使うのは奈良では一般的なのだろうか。

月曜日, 9月 10, 2007

空き時間で仕事をこなす

  • 1日会議。朝9時前から18:00前まで。組織のトップはこのような日課をこなしている。ご苦労様である。
  • お陰で、メールはたまる。用事はたまる。
  • 会社で使用するパソコンが交換になるのでとりに行かなければならなかったのに、昼や休みしかとりにいけず、取りに行ったらとりにいったで昼休みは閉まっていた。仕方がないから、ひとにとりに行ってもらった。大変ありがとう。
  • 空き時間の使い方がうまくならないといけない。
  • (夕食)そばめし、豆腐、グリーンアスパラ、餃子

日曜日, 9月 09, 2007

iPod touch

  • iPod touchが発表された。Touch PanelのiPod(iPhoneから電話機能を除いたもの)がようやく日本でも利用できる。
  • Touch Panelでキーボードが使えるが、使うのは、インターネットとiTSへの注文の時ぐらいか。gmailなんかは使えるのだろうか?
  • 後知りたいことは、日本でのインターネットは何で繋がるのか。アメリカはスターバックスなんかではWiFiで繋がるらしいが、どれぐらい早い接続ができるのだろうか。
  • 私はTouch Panelで日本語がストレスなく入力できるくらいになったら、こういうものがフェデレーション端末として標準になるのではないか(日本でも)と思う。
  • やっぱり、買ってしまうのかな。
  • (夕食)ビール、さけの刺身、メカブ、豆腐、カレーライス

土曜日, 9月 08, 2007

ブログの効用

  • ブログを書くようになって、一番違ってきたのは、他のブログを読むようになったことかも知れない。
  • ニュース等の感想を書くと、他のブロガーがどんな意見を書いているのか気になるようになってきた。「溜池通信」や「Ycaster」等は、ブログを書き始めて常にみるようになった。最近は、「クオリア日記」「My Life Between Silicon Valley and Japan」だとか「内田樹の研究室」等、いわゆるアルファブロガー(多くの読者に読まれている影響力のあるブロガー)と呼ばれる人達のブログにも目を通すようになった。これらの人たちは、新聞記事と異なり著者の人脈などから当事者や現場に近い情報から自身が感じたことを生のまま書いてある。これが非常に役に立つ。
  • これらの人達は、概して、中に入りこまないで(当事者となるとまたかけないことも多くなる)絶妙の距離感で意見を言うのが上手である。また、書かれた意見の背景となる「本」や「レポート」などの情報が提示されていたりする。これが、興味を引かれる。
  • 難点は、読みたい本が際限なく増えてしまうことである。机の上と寝室に詰まれた本をいかにやっつけるか、楽しい課題である。
  • (夕食)カレーライス、串かつ、グリーンアスパラ、アーティチョーク

金曜日, 9月 07, 2007

勝ち馬に乗る-2

  • 「自己啓発」という視点の本ばかり読んでいたような気がする。
  • この本では、誰もが頑張っている中で、努力と前向きな姿勢だけで成功が約束されるほど世の中甘くない。他人の力に乗ることをもっと考えれば、成功のチャンスが必ず巡ってくると説いている。
  • そういわれると、「自分はこれだけ努力している。こんなことも分かった。こんな経験もした。---もできる。」と思っている自分に気づくことになる。実は、「こっちの方向で努力していたけれど、あいつは悠々とあっちの方向へ進んでいる。うすうすそっちの方がいいんじゃないかと思ったんだけど。だけどダメダメ、せっかくここまで来たんだし、まだ結果は出ていないけど、もうちょっとやれば大成功とはいかないけれど、すくなくとも給料に見合う働きだと言うことはできるし」なんて表面的な形で納得しているかもしれない。また、よーくあいつを見ておかなかったために、あいつはどこか手の届かないところへ行ってしまったかもしれない。
  • 自分の考えにかたくなに固執していてうまくいったためしもないが、良いと思っても考えもなく人の後をついていく奴と思われたくない(誰もそんなことを思っていないが)とかっこつけることが多いと指摘されると、図星である。
  • ちょっと、そんな反省をさせる本でした。

木曜日, 9月 06, 2007

台風9号の影響

  • 今、筑波のホテルにいるが、だんだん雨が強くなり、風も少しでてきた。
  • TVでは台風の情報を流しているが、新幹線が止まっていることや、明日の朝移動できないことを見越している人が殺到してホテルが満室のようだ。
  • 関東では、台風が上陸することが少ないので、大騒ぎだ。
  • 明日、朝から東京だが、無事移動できるかどうか。夜中に台風が通り過ぎることを予想して敢えて筑波に宿をとったが、吉とでるか凶とでるか。明日にならないとわからない。
  • 読書でもすることにする。

水曜日, 9月 05, 2007

台風9号接近中

  • 明日から一泊で東京、筑波に出張であるが、台風は大丈夫だろうか。
  • 9月5日19:30現在で、965hPa。弱くはない。明日の飛行機からは、台風の端っこが見えるだろうか。衛星画像でみると、台風9号の北西側には雲が少なそうだ。
  • 今日、ノートに書いたように、これからつくばの研究所にいる目利き達をみつけよう。明日から。
  • 目利きというのは、昨日書いたとおり、ビジネスの大本になるものだ。
  • (夕食)にぎり寿司(スーパーのパック)、豆腐、ラーメン

火曜日, 9月 04, 2007

オープンクエスチョン

  • NBonlineでイトイさんと聞く「ウェブ道具論」 本人の働き方は「タグ」と「ソーシャル」で変わるを読んだ。
  • 糸井さんは、ロジカルな分類というのがどうも合わない、ツリーで整理すると抜けだとか漏れだとかがわかるという論理的な方法の基本だが、それを無視するところに面白い発想があると感じているという。それが何であるかが、「ソーシャルウェブ入門」(滑川海彦)という本で釈然としてきたそうだ。糸井さんの表現だと、
  • 「ツリー構造で物を考える」ということと、それから僕の、整合性のない、いわば「洞窟の真っ暗闇の向こう側から生首を引っ張り出してくる」ような仕事との間を、うまくつなぐ方法はないものかと、ずっと思っていたんです。
  • と。こういう感じ方は言われてみると、確かにそうだなと思うところはあるが、こんな風に表現するのは糸井さんの凄いところだ。その先は、内容にふれてしまうのであまり書けないが、簡単にまとめちゃうと、「デスクトップ」が広がって、世界中の誰とでも共有できるようになったという話の筋だ。
  • 今、会社でやっている活動は、ツリーで整理して社内の皆が使いやすくしようというレベルだ。本当は、「こんなことを仕事でやっていて、世間にはこんな情報があってどうもこんなことができそうなんだけど、ちょっとよくわかんないんだよね」というのを、社内で誰でも見られるようにしておいて、それに誰かが、「役に立つかどうかわかんないけどこんな話があるよ」とか「それはこういう風に考えた方がいいんじゃないか」と自由に意見を出してくれる。という風なレベルのことができたらと思う。
  • そのためには、google docs & spreadsheetsみたいなのがいいのか、sharepoint serverみたいなのがよいのか。
  • 日経ビジネスオンラインの中山さんがつけていた最後のコメントにあった「そういうのをオープンクエスチョンというのです」という養老先生のコメントがサジェスティブだ。そう、オープンクエスチョンの掲示板がいいのでは、と思った。
  • (注)オープンクエスチョンはコーチングで使われている「質問の種類」ではありません。Googleで引いてみたらそればっかり出てきたけど。養老先生の言っている意味の解説はどこかにないかな。

月曜日, 9月 03, 2007

パソコン直る

  • 調子が悪かったパソコンがよくなった。画面が時間とともに白く飛んでしまうようになっていた。ソフトは動いているようだったので、画面だけの問題だった。モニタの問題かなと思ったが、何回やっても最初はしっかり色がでているが時間とともにゆ--くり白くなっていく。ほんとにヘンだ。
  • Dellのサイトにemailで相談したら、モニターを入れ替えてチェックしろということだった。これがよかった。
  • モニターを家族のパソコンにつないだら、問題なく使えた。
  • これで問題はデルのパソコン本体だと思って、モニタを元に戻したら--。なーんとちゃんと映るではないか。何が問題かわからないが、ケーブルを抜き差ししたのがよかったのか。
  • とにかく使えればよいのである。ホッとした。
  • (夕食)そーめん、かぼちゃの天ぷら

日曜日, 9月 02, 2007

勝ち馬に乗る

  • 今日、アマゾンから頼んでいた本が届いた。「勝ち馬に乗る」という本だ。
  • 自分の能力などたかがしれている。成功するためには、相手(モノ)を選ぶことが重要だというのだ。普通、「他人に頼るな、自分の努力が肝心」と言われることが多いが、確かに個人の能力等、たかが知れているともいえる。ビジネスの成功は、本当に優れたアイデアを見つけること、製品をどれだけうまくプロデュースするかにかかっている。アイデアや商品を生み出すこと、この重要性は無論いうまでもないが、それと同等ないしはそれ以上重要なのが、アイデアや商品を選ぶことである。経済的に報われるのは、ビジネスとしての成功であることは言うまでもない。だからこそ、アイデア、発明は経済的に報われないから、それを報いるために賞の存在意義があるのだともいえる。ただし、賞がなくともアイデア、発明はそれを生み出すこと自身が楽しいことではあるが。
  • そのような意識がビジネスでは重要であるということについてもっと認識すべきだとおもった。別の言葉でいうと「目利き力」というのがいいのだろうか。少し前に、これから自分のすべきこととして「天才(サイエンス)を見つけること」と考え、どこかに書いたことがあったが、そのような意識と繋がっている。
  • 生み出した本人も気づいていない発明、発見の重要性に気づくこと、それを選び出すこと。それはすごいことである。「努力」の意義についても、次のように考えることもできる。つまり、自身の能力に反映することだけでなく、人やモノを見る眼を養うことにもなるということだ。

  • (夕食)お好み焼き、秋刀魚の煮付け、ビール

土曜日, 9月 01, 2007

パソコン不調-今度は危ないかも

  • パソコンの調子が悪い。画面がだんだん薄くなって読み難くなってしまう。画面はちゃんと映らないが、本体は動いているようだ。直らないと復旧が大変だ。

  • (夕食)そば飯、秋刀魚塩焼き