土曜日, 6月 30, 2007

仕事で遊ぶナンバ術

  • 昨日の夜が暑く寝苦しかったため、今日は一日だるーい状態のまま。
  • 散髪に行こうと思ったら、それも予約が一杯で明日になった。
  • そこで、読書をすることにした。「仕事で遊ぶナンバ術」(矢野龍彦、長谷川智)
  • この本はなかなかいい。今記憶に残っている言葉では、「結果を気にするな経過を楽しめ」というのがあった。この本では楽しんで仕事をせよ、ということを基本的な態度として推奨している。イチロー選手、武豊選手、司馬遼太郎等を例にひいている。なるほど彼らは仕事を楽しんでいる。自分の好きなことをそのままやっていると言う感じ。
  • 「結果を気にしすぎている」のが今の成果主義。重要なのは途中の経過だ。失敗した仕事も、全てがダメということはほとんどない。自分の好きな事を、やれば自然と自分で工夫しているもの。また、仕事の中には、好きなことばかりではないこともあるだろうが、同じことをやるにしても、自分のやり方、態度を工夫して楽しんでしまえ。仕事が進めば状況はどんどん変わる。自分も変わる。それを楽しむというのは、ある意味生き方、生活、仕事の極意かもしれない。
  • 著者らの「ナンバ術」というのは「ナンバ走り」とかいうのを聞いたことがあるが、どこかで気がついたら調べてみようと思う。自分の考え方にも合いそうだ。
  • 気分が良くなったところで、今日はよく寝て、明日を楽しもう。

  • (昼食)野菜たっぷりの焼そば

金曜日, 6月 29, 2007

介護と農業(官から民へ)

  • 渡邉美樹さんの「もう、国には頼らない」を読了。
  • いくつも新たに知識を得た。介護、農業のことについて、私自身これまであまり真剣に考えていなかったことを反省した。
  • 「社会的入院」とは、すでに治療が済んで退院できるにもかかわらず、お年寄りの患者さんが、家庭で世話ができないためそのまま入院させられたまんまの状態のことを指す言葉。
  • 「特殊浴」とは、寝たきりの方のからだを台の上に横にして、ジャーッとお湯を流して、ジャーッと洗剤を流して、またジャーッとお湯を流して、最後は温風で乾かす。というまるで食器洗浄機で人を洗うかのようなおふろ。
  • 「ロレーター」とは、歩行補助器具で、デザインもよく機能もすぐれものであるという。
  • 農業では「補助金」の出し方がまずい。田んぼを持った農家が国の指導通りに減反し、他の作物をつくると国から支払われる「転作奨励金」。お米をつくるのをやめたら、お米を作ったときの粗利以上のお金をもらえる。
  • 悲しくなったり、腹が立ったり、こういう話をある程度まとまって聞くとよく分かるが、ニュース等での断片的な説明ではどうしても一面的な理解になりがちである。これらの実際をできるだけ直接、自分の目で確かめることが大切だ。

  • (昼食)回転すし

木曜日, 6月 28, 2007

カレー

  • 夕食は秋葉原ヨドバシカメラの8Fインドカレーの店Cobara-Hettaで。
  • カレーはおいしかったが、ナンも大きく少々食べ過ぎた。
  • (夕食)カレー、ナン、タンドリーチキン、タンドリーシュリンプ

水曜日, 6月 27, 2007

公的な仕事に必要な価値観は?

  • コムスンの介護事業が売りに出されることについて、大前研一氏はPodCastingで、悪いのは厚労省。最初はいい事をいっておいて、ある程度事業がしっかりしてくると、単価を下げて儲からない事業にしてしまう。コムスンは最初はグループ会社間で事業譲渡をやることで厚労省と話をしていて、安心していたところ、世論がワッと問題にしたので、厚労省は取り締まる側にまわったということだ。
  • お役所が規則を定めるいわゆる規制産業は皆事業がうまくいきだすと、お役所がお金を絞ってしまう。そういう産業には入らないことだと大前氏は言う。そういう介護事業を引き受けようというところは、何かうまい方法を考えているに違いない。「お年寄りの面倒を見ることが私の念願です」とか良いことをいっているのは本音ではない。等‥とさびしいことを言っていた。
  • まあ、言っていることは半分以上その通りだとも思うが、それだけではないだろうと思う。やっぱり人がついてくるのは、口先ではないと思う。公的な仕事(教育、介護、環境、---)では、継続的にやっていける仕組みでないといけないのは明らかだが、そのための経営はどうあるべきなのか?利益を出さないとやっていけないのは明らかだが、かといって大きく儲ける必要はないのではないか?

  • (夕食)パスタ、豆腐、わさび漬け、さばのみりん干、ビール

火曜日, 6月 26, 2007

腰痛

  • 今日は、午前中はWeb会議、午後は会議には出なかったけれど、メールで議論しながら交渉案を作っているのを、眺めていた(メールの議論に参加せず-CCで参加-、眺めている状態)。
  • 何が悪かったのか、夕方から腰がすこし痛くなってきた。半分当事者、半分傍観者として参加している会議はあまり気持ちのよいものではない。ここのところ言っとかないと思うようなところも議論が過ぎてしまうと、後で確かめるよう溜め込むことになる。

  • (夕食)ご飯、豆腐、ゴーヤーチャンプルー、マーボ茄子

月曜日, 6月 25, 2007

「公」の仕事に経営が必要!

  • 介護大手のコムスンが介護報酬の不正請求の問題から、処分されることになりそうだ。
  • グッドウィルグループの折口会長が先週にTVに出ていたが、ちょっと聞いただけでは何が問題だったのか私にはよくわからなかった。コムスンの買収にワタミが名乗りを上げているという。
  • 最近、ワタミの渡邉社長の書いた文章をNBonlineでみた。氏の主張は、これまで「官」製事業だった日本の「公」の仕事、---学校教育、病院、老人介護、農業、環境、いずれもが崩壊しつつある。21世紀、「公」の仕事を担うのは、「官」ではなく「民」であるというものだ。
  • 私は、「現在勤めている会社を定年になったら、公につながる仕事をしたいものだ」というようなことを漠然と考えていた。また、「公」の仕事は、利益を追求するのではないNPOのような組織が適しているのではないかと想像していた。経営のプロ達はどう言っているか。ピータードラッカーは、NPOでも経営が重要だと言う。渡邉さんは、「公」の仕事でも「民」が担うべきだという。
  • どうも、これまでの日本の「公」の仕事に経営が欠けていて、それをやろうという人が出てきたという印象だ。
  • 渡邉さんの「もう、国には頼らない。経営力が社会を変える!」を読んでみようとアマゾンで注文した。また、ニュースで、これから氏はどのように対処されるのか、注目である。

  • (夕食)ご飯、イカの酢の物、豆腐、がんもと高野豆腐

日曜日, 6月 24, 2007

今年も半分過ぎた

  • 今週で6月も終り。1年の半分である。
  • 今年中にやろうと考えていたことがどの程度できたか。アイデアマラソンは約600。勉強しようとおもっていたsiRNAについては、あまり進まず(これは来週講演会に行く予定)。旅行もまだ。健康については、最近意識して歩くようにしているが、これはどれぐらい続くかだ。

  • (夕食)うどん、きゅうりの糠漬け、豆腐、天ぷら

土曜日, 6月 23, 2007

ガンバ大阪vsFC東京

  • 弟夫婦のお誘いでJリーグの試合を見に行った。
  • 万博記念競技場はこれまで入ったことがなかった。試合が始まるまで、ガンバサポーターである弟夫婦に情報収集を試みる。新加入のバレーが活躍しているため、全日本代表フォワードの播戸が控えに回っている。遠藤、橋本、二川、明神の強力中盤メンバーがいるため、全日本に選ばれた家長も控えにいる。弟夫婦は、ガンバが好調なためもあってかかなり頻繁に応援に来ているようであった。
  • 弟は二川、奥さんは家長、小学生の次男はシジクレイがひいきと見た。これらの選手は見ていて楽しい選手達である。
  • 正面スタンドのガンバ側と東京側に離れて2人ずつの席がとれており、前半と後半で入れ替わって座った。私は弟と二人で、前半、後半ともガンバの攻撃を間近でみることができた。
  • 試合の方であるが、前半の前半にガンバは2点を失ってしまう。崩されたというより、落ち着かない内にバタバタと点をとられたと言う感じ。宮本のいる時からガンバのバックスはあまり安定していないような印象がある。
  • 前半の後半からどんどん調子が出てきて、6対2でガンバが勝った。マグノアウベスが2点取ったのはさすがだが、後半途中から出て2点とった播戸はうれしかっただろう。弟のひいきの二川は大活躍であった。パスの配給もよかったし、再三、中盤で相手のボールを奪ってチャンスにつなげた。今日の遠藤はあまり目立たなかった。
  • FC東京では、今野がバックスでは目立っていたが、後半は中盤でボールをとられることが多くバックの人数が足りない感じだった。遠目からのセンタリングにバックスがかぶってしまって、それを見切って播戸がフリーできれいに決めた5点目ぐらいでは、よれよれになってしまった。
  • ガンバはまだ好調が続くのではないかな。
  • 大変たのしいサッカー観戦だった。弟夫妻に感謝します。

行きたいお店

  • テレビでやっていたうどん屋さん2軒
  • やとう:名前をよく聞く有名店。釜揚げを紹介していた。
  • 山本麺蔵:京都の岡崎にあるお店。元バレーボールの選手だったと紹介されていた。手打ちにこだわり、一日100食?のみ。

金曜日, 6月 22, 2007

ビールを飲んでもしゃっきりしていた今日

  • 出張からの帰り、羽田で飛行機の出発が遅れたので、ラウンジでビールを飲んでしまった。
  • 最近は飲む機会が少ないのだが、誰かとお店に行くとき以外は、家にかえってからお酒を飲むというのが習慣である。お酒を飲んでしまうと乗り物に乗っているときは眠くなるし、本を読んだりするのも面倒になる。飲むときは、人と話をするか、家でくつろぐか、どちらかがいいと思っている。
  • 今日は、飛行機の出発が遅れただけでなく、搭乗の際の券を通す機械が2つとも紙詰まりになってしまって飛行機に乗り込むのも遅くなってしまった。そのせいで、お客がみんなちょっといらいらモードになっていた。
  • そのせいかどうか、乗っている間も眠くならず、本も読めた。いい事と悪い事が相殺かな?

  • (夕食)焼さば寿司、豆腐、マカロニサラダ、アルファルファとちくわのサラダ

木曜日, 6月 21, 2007

失うことの重要性

  • 宋文州さんの文を読んで深く納得した。
  • 私がこれまで生きてきた時もそうであったし、これからもそうであろう。子供にも何とか伝えたいものだと思った。人間は経験しないと分からないのだ。
  • 宋さんが小さい頃大人から聞いたという話だ。

  失うことの重要性
  • 神が人々を幸せにするために、天界から降りてきました。失明した人は神に「私は、愛する家族の顔も綺麗な夕日も見たことがありません」と訴えました。神が彼に視力を与えると、彼は幸せになりました。

    「私は凍土の上でも炎天下でも労働を厭いませんが、働くための土地は洪水に流されました」と訴えた農民には神は農地を与えました。農民は幸せになりました。

    貧乏な青年がやって来て言いました。「神様、私にはお金がなく家族も持てません」と。神は彼にお金と美しい妻、可愛い子供を与えましたが、青年は暗い顔で「神様、私には才能もありません」とさらに訴えました。すると神は彼に才能も与えました。

    数日後、青年はまたやってきてとうとう言いました。「神様、私には幸せがありません。ください」と。

    神は少々躊躇された後、「(幸せを)与えよう」と言って、これまでに与えたすべてのものを取り消しました。その結果、青年は一人ぼっちのホームレスになり、飢餓と悲しみと孤独に暮れる日々を送ることになりました。

    2年後、神は青年に家族だけを返しました。すると青年は「私は幸せだ!」と号泣しながら妻と子供を抱きしめました。
 
  • (夕食)ホワイトカレー、らっきょ、シューマイ、きゅうり、蒲鉾

水曜日, 6月 20, 2007

セキュリティの強化とオープンな環境

  • 情報漏えいのリスクを避けることを重視したセキュリティの強化と、共感、創発を生み出しやすいオープンな環境とのバランス
  • これは私の参加している情報共有に関するプロジェクトの目標のひとつである。
  • このような目標を達成するためには、「業務で扱っている情報を漏洩した時のリスクは具体的にどういうことがあるのか、どんな影響が考えられるのか」をまず認識することだ、ということでリスクの洗い出しをやっている。
  • たかがリスクの洗い出しといっても、やってみるとなかなか難しい。普段自分で真剣に考えていないことがよくわかる。とにかく、情報を漏らしてはいけないよね、というところで考えが止まっている。
  • また、リスクを明らかにした上で情報の利用のされやすさについてはもっと考えることがある。Aの情報とBの情報はどちらもセキュリティが高い、流失したときの経済的価値は大きいけれど使う頻度はAが高い。こんな場合は、アクセスが容易でないと内部でのストレスが高くなりかえって内部での損失が大きい。Bは同じく価値は高いが使用頻度が低く、アクセスを難しくしてもあまり問題ない。というようにリスクが同じでも、利用しやすさに対する要求は異なる。
  • こんなことを考えていたら本棚にあった「なぜ日本では情報共有が進まないのか ナレッジ・マネジャー7つの心得」(田坂広志)という本が目に付いた。
  • 「企業文化を変えること」と書いてある。 読み返してみるといいかもしれない。

  • (夕食)イカ飯、かつおのたたき、豆腐、きゅうりの漬物、餃子

火曜日, 6月 19, 2007

ロゴ

  • 自分のロゴを創るとしたらどんなのがいいだろうか。
  • Y casterの新しいサイトのアイコンだとか、Adobe Reader8のアイコンは四角い赤に白い字や模様が入っている。そんな感じでHを赤い四角に入れてみた





  • (夕食)玄米ご飯、春雨中華サラダ、さばのみりん干、がんもと小松菜の煮たモノ

月曜日, 6月 18, 2007

ミンツバーグ

  • H.ミンツバーグは異色の経営学者だそうである。
  • 「彼は経営においても実践を重視し、芸術的要素・右脳的要素を重要視する」とか、「マネジャーの仕事は計画、組織、調整、統制であるというのはマネジャーの仕事をほとんど説明しない」とかである。
  • これまで、少しばかり学んだPJマネジメントの手法はどのように考えているのだろうか。
  • H.ミンツバーグ経営論」という本を買ってみた。私の経営職に関する考え方がだいぶかわるのではないかという気がする。

  • (夕食)ソバメシ、豚肉のしょうが焼き、山くらげ、マカロニサラダ

日曜日, 6月 17, 2007

辛坊アナウンサー

  • あいまいな日本の問題点がスッキリわかる本―辛坊のニュースななめ読み
  • 「そこまで言って委員会」の番組での辛坊アナウンサーの存在は重要である。出演者の個性的な発言を受けながら、ユニークな見方を生かしながら、不穏当な点は指摘もしなければならない。
  • 番組の論調の基調はこの本にまとめられているところにある。最近の番組では、各論で論点がかなり絞られてきている感もあるので、このような「まとめ」が出版されたのは意味があるのではないかと思う。
  • 環境問題
  • 最近、中国の空や海がいかに汚れているかについての話が多い。壱岐や五島列島で光化学スモッグが起こっているということだし、衛星からの写真では中国の近海が真っ黒に写っていたそうである。そのような、写真や画像をまとめて見せてくれるところはないものだろうか。
  • 中国に対しては、彼らの要求「健全な経済的成長」に沿うように話を持っていかなくては、聞く耳をもたないだろう。「環境問題への取り組みは、成長抑制要因ではなく、環境に真剣に取り組むからこそ健全な成長ができる」ことを教えるべきという伊藤氏の言う方向に話をするべきだ。

  • (夕食)おにぎり、マカロニサラダ、焼ショウロンポー、枝豆がんも、豆腐

土曜日, 6月 16, 2007

ネットの良い面を見つめる

  • 梅田さんのブログ「My life between Silicon Valley and Japan」に以下の表現があった。
  • 「ネットの良い面ばかりを言う」とよく批判を受けるが、「ネットは良いものだ」と思っているから書いているなんて短絡的に考えないでほしい。「ネットは悪い、誰かがこの状況を何とかすべきだ」という思考回路を働かせて静観を決め込むよりも、良い面を見つめてでもネットの海に飛び込んで、能動的に何かをして、厳しい目にあったりもしながら強くなっていくほうが、特に若い世代は、中長期的にサバイバル確率が上がるだろう、そのほうがうんとよく生きることができるだろう、そう確信しているのである。
  • 身の回りの人たちに、ネットの利用を薦めると、「いい面もあるけど、危ない。番号を盗まれる危険もあるし、意見を書いてもどんなとんでもない言いがかりをつけられることもありそう」等という反応がよくある。そんな時には、ネットは良いものだと信じてネットの可能性を追求している梅田さんのような人がいるよ、とよく言っていた。そういう言い方だと、「自分とは違う世界の人だ」と思われることが多かったみたいだ。「ネットは良いものだ」と単純に信じている人と言うべきではなくて、「厳しい目にあったりもしながら強くなる方がずっとよい」と覚悟を決めている人と言うべきだと反省した。

金曜日, 6月 15, 2007

アジアの日本のパートナー

  • アジアに近代が幕を開けてこの方、経済の建設、そして政治体制近代化の両面において、日本の独走状態があまりに長く続きすぎた。――(中略)――いま中国経済の知から強い発展によって、アジアはむしろ万古不易の姿に戻りつつある。
  • 麻生太郎氏の「とてつもない日本」の一節である。
  • 中国脅威論は安易なとらえであって、中国は古来日本が最も関係を大切に考えてきた国の一つであり、強い競争相手がいてこそ、自らを高めることができる、として中国の台頭を喜ぶという態度をとっておられる。
  • 久しぶりに、余裕のある風格ある言説をみた。中国の台頭は確かに緊張を与える。しかし、あいつはしようがない、どこが悪い、ここがなってないとあら探しをするより、これから、世界の人口の半分を占めようとするアジアで日本が繁栄を続けるためには欠かせないパートナーである。人口が多いだけでなく、経済も日本が活用しがいのあるひとかどのものになってきたと捉えるべきであろう。
  • 麻生氏は政治家として、存在感を感じた。

  • (夕食)炊き込みご飯、春雨サラダ、ホワイトスープ

木曜日, 6月 14, 2007

とてつもない日本

  • とてつもない日本」(麻生太郎)を読み始めた。
  • たいそう抑えた書きっぷりだと思った。皆さん悲観して心配ばかりしているようですが、日本はこんな底力をもっていますよ、というような話だ。日下公人さんだとか、伊藤洋一さんだとか目から鱗、手に入るデータからもそういえますよというような論調ではなく、「外国に出て行って向こうの要人と普通に話していると、日本はたいした国だと実感します」という論調だ。
  • 政治家はインテリ、経営者、商売人、ビジネスマン等の一部の層を相手にするだけではダメだから、このような調子になるのだろう。なかなか信頼の置ける調子で、私にはこのような書き方はできない。その意味で参考になる。

  • (夕食)ご飯、豆腐、マカロニサラダ、ちりめんじゃこ

水曜日, 6月 13, 2007

お別れパーティ

  • 今日は、会社の幹部のお別れパーティ(感謝の夕べ)
  • 退職後は、仕事と趣味の比率を逆にして、趣味にガンガン打ち込むのだそうである。少しゆっくりして生きる意味を考える等と言わないところが、団塊の世代の代表のような氏にふさわしい。
  • 「健康産業、医薬品産業が日本の進むべき道、これからの重点分野として政府にも認識されてきた」「創薬はビッグファーマではなく、ベンチャーが創ったものの方が多数となってきているが、日本は一流となった基礎研究を企業化する段階のシステムが不十分」との認識はまったく同感である。
  • そのために何かしたいとの思いを述べられたが、あまり具体的な話まではされなかった。
  • 委員等をされることもあるのだろうが、意見を述べるというのは氏らしくないので、何かを立ち上げるとかアクションをされるつもりがあるのかもしれない。

火曜日, 6月 12, 2007

江村哲二さん

  • 帰ったら妻が「江村さんが亡くなったよ」と。
  • 江村さんて誰と聞いたら、先日行ったコンサートの作曲家だった。妻と「可能無限への頌詩(しょうし)」の初演を聴きに言ったばかりだった。日ごろ近代音楽など聴かないのに、茂木健一郎さんとの共著を読んで、たまにはそういうのを聞いてみようとほんとうに偶然の中の偶然みたいなきっかけだった。前から4列目の席で江村さんと茂木さんの対談を聞いたのは先月のことだった。
  • 茂木さんの「クオリア日記」をみると、突然の訃報に驚いたと書いてあった。すい臓がんだそうだが、5月の終りに舞台でみた姿からは、重病である感じは受けなかった。周りも知らない人が多かったかもしれない。
  • ご冥福をお祈りします。
  • つかの間の一瞬の会合であったが、きっと何かの意味があるに違いないと思う。

  • (夕食)パスタ(明太子)、豆腐、コンチネンタルサラダ

月曜日, 6月 11, 2007

ムラムラ感

  • 昨日コストコで買ったサーモンとサラダ(色んな葉っぱの詰め合わせ)を食べた。こういうのは、コストコで買うと安いし、おいしい(量が多いけど)。
  • 昨日書いた「つっこみ力」にあった「インセンティブ」の訳語が面白い。「ムラムラ感」である。
  • なんかしたいぞ、やりたいぞっている意欲が伝わる。人間の欲を前向きに捉えて行動を促そうという概念である。「報奨金」、「意欲刺激」等という学術語では確かに根付かない。
  • もう一つ、「ムラムラ感」のいいところはネガティブな意味がないこと。「給料をインセンティブ制にすれば、仕事の出来る人は一生懸命働くし、出来ない人もクビになるのを恐れて一生懸命働く」という使い方だと、これはアメとムチのムチの意味である。この場合は「ムラムラ感」ではなくて「イヤイヤ感」となってしまう。
  • 「incentive」って本来アメのほうの意味のはずと思うが、どうしてムチの意味がついてしまったのだろう。「ムラムラ感」という言葉の置き換えはいいと思うぞ。

  • (夕食)ご飯、サーモン刺身、春雨サラダ、冷奴、コンチネンタルサラダミックス

日曜日, 6月 10, 2007

つっこみ力

  • ここ2,3日は雨が降り、少し気温が下がった。5月は過ごしやすい季節である(大阪は)と思うが、もう暑いかなと思うぐらいになっていたのでちょうどよい。
  • どうも子供の時間と合わなくてゆっくり寝ていられず、調子がいまひとつ。夜の遅い子と朝の早い子、子供は多少寝る時間がずれたぐらいあまり関係ないように見える。
  • 朝早くおきてしまったら、早く出勤してしまおうかと思っている。その分歩いて身体を動かしてもいいわけだし。
  • 本屋でちょっと目に付いて買った「つっこみ力」(パオロ・マッツァリーノ)を読み始めた。題名や帯に、「分かりやすさを高め興味を引きつける」とか、「つっこみ力を磨き、「おもしろい演出」をすることが必要だ」等ということが書いてあるので、お笑い芸人関係の話かと想像していた。半分は当たっていたけど、社会学の学者?(本人は戯作者と言っているが)がメディアリテラシーについて論じている真面目な本でもある。語りは面白く、日本に住み日本語ぺらぺらで日本文化の造詣が深い外人(イタリア人)の落語を聞いているよう。どんな展開になるのやら。

  • (夕食)ご飯、サーモン刺身、サラダ、冷奴、水菜と揚げの煮浸し

土曜日, 6月 09, 2007

朝にもブログ

  • 茂木(健一郎)氏は朝に(も)ブログを更新しているそうだ。忙しい人なので、時間があればそこで書くという具合でないと書く暇がないのだろう。
  • 私の場合は、夜食事が終わってからというのが通常のパターンだが、どうしても似たような発想となってしまうことが多いような気もする。たまには、朝や、昼にも、「おっ」と思ったことを書いておくとよいと思う。それには携帯から更新するなどということにも挑戦してみる必要がありそうだ。
  • 宋(文州)氏のメルマガが今日送られてきた。宋氏が日経ビジネスオンラインに書かれている「傍目八目」を読んで、いいことを言ってるなあと思ったので、メルマガを申し込んだのだ。
  • 今日のメルマガでは「日本の世論は弱者に偏りすぎる。弱い立場にいる方々に配慮を示すことは当然だが、日本では行き過ぎなのではないか」という議論をされている。宋氏のいうとおり、制度やルールを考えるとき、自分の立場を離れ冷静に考える必要があるのだが、日本ではとりあえず弱者の見方をしておけばよい、というような怠惰な姿勢があるようと私も感じる。
  • 宋氏のこのような、素朴な発想に対して、批判的な意見が寄せられるという(さもありなん、新聞やいわゆる識者の意見では弱者の見方さえしておけばよいと考えているのではないかと感じることはままある)。宋氏の見方に同意する意見や励ましの言葉もあるそうなのだが、しんどい思いをするそうだ。日本人として宋氏のようなヴィヴィッドな意見をもっと冷静に受け止めたい。宋氏の「傍目八目」はもうすぐ終わるそうなので、もっと意見を聞いてみたいと思いメルマガを申し込んだのだが、今日のメルマガも良かった。
  • 感心したことはすぐ書き留めておかないともったいない気がする。

金曜日, 6月 08, 2007

職場からの帰りに

  • 職場の最寄の駅ではなく、ちょっと先の駅まで歩いてみた。
  • 今日はNo残業デイということで、早く仕事を切り上げた。あちこち転勤しているが、今の場所には合計で10年ぐらいいるが、その駅まで歩いたことはなかった。一度、1時間ぐらいかかると聞いたような気がしていたので、敬遠していた。見慣れぬ風景の町を抜け、女子高生の自転車がそばを通り、小さな工場の行員が談笑している脇を通り、勤め帰りの人と競争して歩き、気がついたら20分ぐらいたっていた。今どのくらいのところだろうか。見当がつかなかったが、あと30分ぐらいかなと思って、気合を入れて歩いていたら、なんと30分で駅まで着いてしまった。
  • 試してみるということは本当に大事なことである。こんなことなら、時々は歩いて帰って(行って)もいい。いつもバスを使って小銭を浪費していた。少しだけではあるが、運動にもなるし、気分転換になるし、いろいろ気づくこともある。

  • (夕食)ソーメン、ちくわ、焼小籠包、ピザ

木曜日, 6月 07, 2007

iPhone発売日

  • iPhoneの発売日(アメリカ)が6月29日に決まったそうだ。
  • 「iPhone 衝撃のビジネスモデル」には、iPhoneがユビキタスコンピューターのユーザーインターフェイスに最も近いと書いていたが、iPhoneの使い方はどんどん広がってくるに違いない。是非手にとって、使い勝手を確かめたいものだ。手にもったら、「こんな使い方ができたら」という発想が出てくるに違いない。Steve Jobsはもう次の目標に向かって走っているのだろうけれども。
  • iPhoneのCM

  • (夕食)スパゲティナポリタン、スパゲティ(さけ、グリーンアスパラ)、ブロッコリー、ビール

水曜日, 6月 06, 2007

海外からローカルな日本の話を聞く

  • ヤマヒロのアナPod Cafeを聞いていたら、海外で楽しみに聞いているという投書を紹介していた。確かに、海外にいるとPodCastingというのはいいに違いない。
  • ラジオやTVだと、その時間にTVを見ないといけない。ビデオにもとれるが、PodCastingの方が楽に聞けるだろう。それに番組がフランクなのが多い。ニュースを聞くのもよいが、関西出身だったら、関西弁のおしゃべりを聞くのがほっとするに違いない。

  • (夕食)カレー、らっきょ、枝豆、豆腐、サラダ

火曜日, 6月 05, 2007

ベトナム

  • Pod Casting, 「伊藤洋一のビジネストレンド」で「次のBricsはどこか」という話をしていた。
  • 氏はベトナムが面白いと言う。 真面目で良く働く、経済成長を遂げる可能性が高い。BRICに次ぐVISTAとか、next11という括りがあるそうだが、それに入っている。私はベトナム料理、ホーや生春巻きが好きなこともあって、ベトナムは行ってみたい国の一つである。
  • 投資先としてBRICsは既に注目されているから、次はどこだという話になるのだが、早い者勝ちの投資の世界でもベトナムのような小さな経済はちょっとしたことで浮き沈みが激しい。投資するなら売りたい時にうれる投資をしないとダメというのが伊藤さんの教えだ。だから、捨ててもいいというお金を投資するには良いとのことだ。本腰を入れないで軽い気持ちやる投資。
  • うーん、なかなかそんな余裕はありそうにない。ベトナム料理目当ての旅行ぐらいを考えるのがよさそうだ。

  • (夕食)ソバメシ、餃子、肉じゃが

月曜日, 6月 04, 2007

携帯プレーヤーで聴くもの

  • 携帯プレーヤー(iPod)で聴くもの:私の中のベスト10をあげてみる。
  • ニュース(CNN Now in the News、日本経済新聞<ダイジェスト版>):朝、一番に新しいニュースを聞くのはiPodがよい。通勤時間に流して聞けるのはありがたい。
  • 語学(大杉正明のCross Cultural Seminar, 南美布のstep up with TOEIC):どちらも出演の女性がよい。大杉先生のお相手のSuzan Iwamotoさん、日本との習慣の違いに対する感覚が面白い。直接お話したらきっと楽しいに違いない。
  • ニュース・出来事の解説(伊藤洋一のビジネストレンド、伊藤洋一のRound Up World Now):聴いていて納得できる。ずっと昔はニュースの解説などつまらないものだと思っていたが、10何年か前、フジテレビのヤジウマ新聞(という名前のコーナーだったと思う、新聞各紙の記事を材料に解説する現在どこの番組もやっている方法を始めた草分け)のころから面白いと思うようになった。今は伊藤洋一氏のPodCastingが一番いいと思う。
  • お笑い、癒し(お台場寄席、ヤマヒロのアナPod Cafe、続・麺通団のUDON RADIO):寄席はTVでやらなくなった。吉本へ言っても漫談ばかり聞かされる。お台場寄席はツカさんがいい。昔の玉置宏を思い出す。ヤマヒロさんは素のままで面白い。ズラをはずすという開き直りが生き方に反映されている。自分をさらけ出すことがこんなに爽快さを生むとは。
  • 医学(Mayo Clinic):英語はiPodでたくさん聴いているのだけれど、なかなかベスト10に入ってくるものがありません。頭にすっと入ってこないからです。波長の合う漫談みたいなのないかな~。

  • (夕食)ご飯、焼魚、めかぶ、春雨サラダ、マカロニサラダ

日曜日, 6月 03, 2007

環境問題

  • 今日の「たかじんのそこまで言って委員会」では、またまた、環境問題について。
  • この前出演した武田教授の「今の環境対策は無意味or逆効果」というインパクトのある主張に対し、リサイクルは有効とする慶応大学の細田教授が反論。両者が出演して討論があった。どちらももっともな主張であり、問題のありかを認識するには良かった。
  • 両者のスタンスの違いは政策担当者に距離を置いてモノ申す立場(武田)と政策提言者に近い立場(細田)の違いであると見えた(細田先生が現実にどのような立場なのか良く存じ上げないが)。前者の立場からは「現在のペットボトルの回収等の対策はどれくらい効果が上がっているのか。政府や役所はデータを出して科学的にその効果を示せ」と言うことになるし、後者の立場からは「資源を有効利用するというのがあるべき態度で、そのため現実的な対処可能な例がペットボトルであり、地方自治体や民間業者も協力してそれなりの対策となっている」と言う。現実的には、十分なデータがとれていない?のかもしれない(この辺りは、視聴者に対しての問題提起ができたことで番組の意義を果たしたとすべきかもしれない、少なくとも両者とも立場の違いほど現状認識の違いがあるようには見えなかった)
  • 両者とも、環境問題は地球規模の問題であるから世界的に効果のある対策を打たなければ意味がなく、温暖化ガス排出の多いアメリカ、中国等を如何に巻き込んでいくかが重要という点では、当然ながら同じスタンスであった。「日本は省エネ先進国である」という共通の認識を基にしながらも、「もっと努力する姿勢を見せる(細田)」か、「もう雑巾はかなり絞っており、これ以上無理をするよりも他国に日本が省エネ先進国であることを知らせることに重点を置くべき(武田)」というような違いがあった。私の意見では、日本が諸外国にどのような提言をするのがよいのかが議論の中心であるべきで、もっとそういう議論が必要と思う。
  • この番組は、論客が言いにくいことでも本音を言って、どう考えればよいかを示してくれているように思う。下手な、教育的番組よりずっと教育的であった(そこがこの番組の真骨頂である)。
  • 日本が諸外国に働きかけることが重要ということについては、安倍首相のいう「美しい星50」の表現のしかたが有効か、もっと効果的にすべきかの議論はあると思うが、働きかける姿勢そのものは評価されるべきである。そのことを茶化すような態度が最初はあったが、その辺の認識がもっと深まって欲しい。
  • (夕食)お好み焼

土曜日, 6月 02, 2007

散歩

  • 運動不足を防ぐために、毎日30分以上歩くことにしている。
  • 平日は、通勤で大体30分ぐらい歩くので、問題は土日である。意識して歩き回っているが、どちらかがまったく出歩かない日となってしまうことが多い。それでも、近所を歩いてみると改めて気のつくことがある。
  • 最近気がついたことでは、道路を作る計画が思いのほか進んでいたことがある。住人がいる場所は土地を確保するのに時間がかかるから、進捗が遅い。特に豊中では、人の住んでいない場所はほんのわずかしかないから大変である。ゆっくりした変化でも何年間かの変化を一度に見ると、あっと驚くようなことになる。いつも通っている道も一筋、ふた筋違った道を通るだけで家の風情など違うものだ。道が通ると、遠いと思っていた場所が案外近いことに気がついて、町から受ける印象も変わる。

  • (夕食)パスタ、ポテトサラダ、枝豆がんも、鳥のから揚げ、鱧キューすし

金曜日, 6月 01, 2007

サッカー&大阪

  • キリンカップ対モンテネグロ戦
  • 前半は非常に良いスタート。2点とも素晴らしいヘディングだった。後半になって、流れがよくなかった。オシムサッカーとしては不満の残る試合だったと思う。私にはどうして流れが悪くなったのか分からなかったが、オシム監督はインタビューで「個人プレーに走った選手がいた」とコメントしていた。もっと解説を聞きたいところだった。
  • 東京への行き帰りで「コテコテ論序説 なんばはニッポンの右脳である」(上田賢一著)を読んだ。
  • 著者のいうように、「全国が大阪化」してきているのは実感する。東京でも大阪弁でしゃべっても違和感がなくなってきた。その大阪の(文化の)中心はなんばであるというのはだいたいの大阪人は意識下ではそう考えているだろう。ビジネスで大阪に来ている人は、梅田には来ているが、難波には行かない人が多くよくわからないかもしれない。しかし、大阪らしさは、確かになんばの方にある。大阪観光なら、戎橋、グリコの看板、吉本、道頓堀(へ飛び込む人)というのが定番だ。指摘されて始めて知ったが、ブランドショップはミナミにあるという。シャネル、ヴェルサーチ、ルイ・ヴィトン、---。キタにもいくつかあるが、いずれもビルの中にあり、路面店ではないそうだ。アップルストアはミナミにでているところに止めを刺す。
  • ただ、私にはもっともだとは思いながらも、芯からはわからないところもある。私は大阪府の北の方の住人で梅田の方がなじみがある。ミナミはまだまだ開拓するところがあることを再認識した。十銭の寿司を売っていた「天扇寿司」、池波正太郎が通ったという「重亭」是非行かねばなるまい。

  • (夕食)ご飯、ほうれん草サラダ、にら饅頭、厚揚げとこんにゃくの煮物